内閣府承認NPO法人 全国てらこやネットワーク

新着情報 新着情報

第52便 夢のつばさプロジェクト 夏キャンプ

復興
復興

概要

昨年の夏から始まり2年目となった夢のつばさプロジェクトは、4回目となるキャンプを軽井沢にて行いました。新しい場所で、子供・大学生の新しいメンバーを迎え、自由時間を多く取り入れた形のキャンプ。これが、子供、学生の自主性を伸ばすことになり、今までには見ることの出来なかった子供達の姿を見ることにつながりました。

主催:夢のつばさプロジェクト

日時:2012年7月31日~8月3日
場所:軽井沢(ブリヂストン保養所)
内容:軽井沢散策、花火、朝の勉強、科学未来館、実験教室、他

参加者:大学生28人、子供14人

初日

初日、子供たちを仙台まで迎えに行くと、前回キャンプよりもさらにパワフルな子供たちに学生側は押されに、押され。軽井沢に着いても子供たちは元気でした。駅から山荘まで、もののけ姫の世界のような涼しげな道のりが続いていました。山荘に着いたら、各部屋の顔合わせ。初めて参加する学生、子供たちもいたので、みんな少し緊張気味?けれども、徐々に仲良くアイスブレイク。各班から笑い声がこぼれていました。顔合わせが済んだところで、早速お土産を買いに!班ごとに分かれ、友達などに、各自思い思いにお土産を購入。避暑地とはいえども暑い夏、アイスクリームやかき氷など、子供も学生も一緒に涼を楽しんでいました。山荘から戻ったら、自由時間。用意したシャボン玉で遊ぶ子もいれば、部屋で遊ぶ子供たちも。シャボン玉組は、大きなのを作ったり、小さいのを沢山作ったり、学生も混じってはしゃいでいました。豪華な夕食を頂いたあとには、花火!!これも学生子供関係なく、楽しみましたー!で終わると思いきや、一人黙々と線香花火を集めている者の姿が…。なんと参加者の高校生が学生を差し置いて、第二部「線香花火大会」を始め出しました。みんなを仕切ってルール説明など、学生も顔負けのアドリブ。今までの合宿には無い、子供たちの自主的な活動にとても驚かされたと同時に、期待に胸膨らんだ一日目でした。

2日目

朝7時に起床。眠い目をこすりながら、皆でラジオ体操。早起きをすると気持ちがいいものですね。朝ごはんを食べたあとは勉強。自分が小中学生の頃を思い出すと、合宿に来てまで勉強なんて考えられなかったので(笑)、勉強に集中できない子もいるだろうなと思いきや、みんな学生についてもらいながら、一生懸命集中して勉強していました。メリとハリ。しっかり勉強した後はしっかり遊びましょう。ということで、佐久こども未来館へ向け出発!!道中、自分の経験上未来館のような施設での楽しい思い出が少ないため、期待よりも不安が先行していました。しかし、そんな不安とは正反対の結果に。体験型のアトラクションが多くあり、ボルダリングが出来る小スペース、スーパーボール作り体験、片目片足でどれくらい立っていられるかの実験が出来る装置などなど。今までは割と大人しかった子も、なにが気に入ったのか、チューブ状になった滑り台にはまり、何回も何回も滑って遊ぶほど楽しい施設でした。その子が自分の殻を破ってはしゃいでいた姿は、とてもキラキラして、人一倍輝いて見えました。もちろん、他の子たちも各々の興味の向くまま楽しんでいました。一通り楽しんだ後は、皆でプラネタリウムを鑑賞し、帰荘。お風呂に入ってさっぱりし、お腹も満たした所で夜のイベント、寸劇大会!!各チームに分かれ、絵本の話を土台に、アレンジした物語で寸劇をする。各自持ち寄った衣装や小道具を身にまとい、子供学生が全力で演じた劇はどれも個性が溢れた面白いものとなりました。二日目は、大分子供たちとの距離が近くなり、殻をやぶって自分を出してくれる子たちが増えてきました。