第45便 被災遺児・孤児支援事業「夢のつばさプロジェクト」 被災地学習支援プロジェクトの準備
復興概要
実施日 :12月9日
場 所 :岩手県釜石市・大槌町
内 容 :被災遺児・孤児支援事業「夢のつばさプロジェクト」
被災地学習支援プロジェクトの準備
協力者 :(社)桜蔭会 岩手支部
(社)花巻青年会議所
(社)釜石青年会議所
(社)遠野青年会議所
参加者 :滝澤公子・赤沼範典・湯澤大地
レポート
第45便は、第3次補整予算の関連で文部科学省から要項が発表された、復興教育事業の募集にエントリーするために、被災地の学校と行政を訪問した。
夢のつばさプロジェクト
株式会社 ブリヂストン プレスリリース
社団法人 桜蔭会
夢のつばさプロジェクトは東日本大震災で被災し遺児・孤児となった子供たちへの支援事業で、てらこやネットワークは運営者の末席に連ねさせて頂いている。
文部科学省から「復興教育事業」の募集要項が11月下旬に発表された。申込書の提出期限は12月11日。当初から少々厳しいスケジュールでこの案件はスタートした。
結論から御報告すると、この復興教育事業へのエントリーは見送ることになった。2週間で素案を構築し、2日間で説明に回り実施段階まで到達するには現地への負担が大きすぎるとの判断が理由となった。
今回は、花巻JC、釜石JCの御協力で大槌中学校、釜石市教育委員会を訪問することが出来た。大槌中学校は津波に被災し、内陸部に建てた仮設校舎ではあるが、生徒たちの熱気に溢れていて訪問前に持っていた先入観とは大きく異なるものだった。
先生が仰っていた、「子どもたちのエネルギーはすごいものだ。子どもたちから勇気をもらっている」との言葉が印象的だった。
今後は、被災地の学習支援が、てらネット復興支援の軸となる。今回は具体的な形にならなかったが、2012年度には一定の結果を出すことが出来ると予測している。
2011年12月16日
湯澤 大地