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第10便 釜石市炊き出し支援&廃車場の管理と整理

復興
復興

岩手県釜石市 炊き出し支援

【概要】
日時:2011年4月27日
場所:岩手県釜石市 旧第一中学校(避難所)
内容:炊き出しの応援・昼食130食
メンバー:(社)朝霞青年会議所メンバーほか
大西克幸・上江洲慎・内田尚吾・対崎英恵・久山雄大・岩沢圭一郎

朝霞青年会議所のメンバーと合流して
炊き出し準備 とん汁

炊き出し準備 ハンバーグ
炊き出し準備 食器

配給
ボランティアの皆さまにも

撤収
撤収終了

この避難所で炊き出しが行なわれるのは、三日ぶりだという。現地のコーディネートをしている方曰く「岩手は、宮城より支援が遅れている。宮城では足りていてもこちらで足りていないものもある」とのことであった。炊き出しを食べた方からは、「久しぶりに温かいものを食べれて、身体があたたかくなった。おいしかった。ありがとう」と言っていただいた。おかわりをしてくれる方もいたし、北九州や秋田から来ていたボランティアの方々も喜んでくれた。やっぱり、現地で直接「ありがとう」と言われて、喜んでいる姿を目の当りにすると、微力ながら、お手伝いできて良かった、と心から思った。「ありがとう」をありがとう!!

 

<岩手県北上市 沿岸部支援の拠点作りと打ち合わせ>

岩手県沿岸部ではボランティアの宿泊する場所がほとんど無いため、県外からのボランティアが入りにくい状況がある、と岩手県の仲間から話しを聞いていた。しかし、ボランティアの人手は全く足りていないという。この問題を何とかしようと、岩手県内陸部北上市のてらこやメンバーが自社の保有する寮を、県外からのボランティアのために開放してくれることになった。私たちはその寮にお世話になることになった。また、メンバーが個人的に付き合いのあった岩手大学の学生が5名、私たちの寮に駆けつけてくれ、今後の支援のあり方について、ミーティングを行なった。



お世話になった寮


岩手大学生との打ち合わせ

<岩手県釜石市 廃車場の整理と管理>

【概要】
日時:2011年4月28日
場所:岩手県釜石市
内容:廃車場の整理と管理
メンバー:湯澤大地・大西克幸・上江洲慎・内田尚吾・対崎英恵・久山雄大

朝6時に北上市を出発
9時 ボランティアセンターに到着

仕事のマッチグを行い

持ち場を確認

与えられた仕事は…
廃車場の整理と管理でした

北上から釜石まで通常であれば、1時間半で行ける所、ボランティア渋滞の影響で2時間以上かかってしまった。しかし、それでもまだ人手が足りない、というから、この構造的問題を解決する糸口が必要だと感じた。
防塵マスクにゴム手袋、長靴にゴーグルなど、完全フル装備で現場に入ったが、与えられた仕事は、「廃車場の整理・管理」で、泥かきのように身体的にタフな仕事ではなかった。正直、暇をもてあそぶ時間があったが、これも誰かがしっかり張り付いてやらなければいけない仕事だと感じた。不明になった自分の車を探しまわる人や、取り替えたばかりのタイヤだけでも、と回収に来る人など、困っている方々が実際にいて、その対応でよろこんでくれることがあったからだ。
いくら遠くから来ようと、仕事を選んではいけない。現地で求められていること、相手に必要とされていることを、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいくことが大切だと、ボランティアの心構えを身をもって学ぶことができた。
今後もどのような形であれ、出来るサポートをしていきたい。

専務理事 上江洲慎