第51便 大熊町児童学習支援プロジェクト 現地打ち合わせ
復興概要
日時:平成24年7月6日(金)
行き先:福島県会津若松市
参加者:上江洲慎 岩沢圭一郎 大庭智恵 島田和美 薄恒平 川野真子 栗田朱里
佐藤史歩
目的:大熊町役場の教育総務課長さんへ学習支援についての打ち合わせ
長原仮設住宅の斉藤自治会長さんへ学習支援について・ネット回線敷設に関する打ち合わせ
現地・NPO法人寺子屋方丈舎の江川さんとの面談
会津JCの長峰さんとの現地学生についての打ち合わせ
<大熊町役場>
まずは、大熊町役場のある会津若松に向かいました。教育総務課長さんへ長原仮設住宅で学習支援をしたいという主旨と要望を伝えました。
課長さんは、大勢で押しかけたにも関わらず親身になってお話を聞いてくださり、この件についても興味を示してくださりました。
昨年来の活動で、子どもたちとの関係を構築してきたことが大きな支えとなりました。
次に、課長さんから、長原仮設住宅の自治会長である斉藤さんの紹介を受け、私たちは長原仮設住宅へ向かいました。
<長原仮設住宅>
私は、今回の会津若松の訪問で初めて仮設住宅を拝見しました。子どもたちはまだ学校から戻っていなかったようで、元気に遊んでいる子どもたちの姿は見ることができませんでした。
しかし、片隅で小さい子どもと母親が遊んでいる姿が見られとても微笑ましく思えました。
斉藤自治会長さんとの交渉は、長原仮設住宅内にある「北側集会室」で行いました。室内もとてもきれいにされており、また床も絨毯がひかれ子どもたちも遊べそうだなぁ、なんて思ってしまいました。
自治会長さんとの打ち合わせでは、お互いの意思をすり合わせながら、学習支援の受け入れとネット回線の設備についても承諾を得ることができました。
自治会長さんも積極的にに協力してくださる姿勢でとても心強く感じました。
<現地NPOとの打ち合わせ〉
その後、現地で活動をしていらっしゃる「NPO法人寺子屋方丈舎」の江川さんとお会いし、今回の主旨などをお話ししました。
江川さんも今回の事業にとても興味を持ってくださり、関連企業を紹介して頂きました。また、寺子屋方丈舎さんが保有しているタブレット20台の提供をしてくださりました。
面会後、別室で行われている「元気玉プロジェクト」学童保育の訪問もさせていただきました。元気いっぱいの子どもたちに学生もヘトヘトでした。子どもの体力は無限大であると改めて感じました。
<現地学生について〉
最後に、このプロジェクトに欠かせない現地の学生確保するために、会津JCの長峰さんと打ち合わせを行いました。昨年度、てらこやネットワークの学生として活躍したOBの遠藤さんを現地スタッフとして関わってもらうことも決まりました。
その他の学生は、会津大学の学生を中心に活動を行っていくことを考えています。現地の学生との連携は重要なポイントとなってくると思います。連絡を取りつつ、事業を展開していけたらと思います。
〈最後に〉
今回、日帰りという弾丸な日程でしたがとても有意義な時間を過ごすことができました。学習支援の事業はこれから出来上がっていく段階です。てらこや一同、子どもたちの笑顔のために、事業成功のために精進していきたいと思います。
皆さま、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
またお忙しい中、私たちにお時間を割いて頂いた皆様、ありがとうございました。
植草学園大学 3年
大庭 智恵